


山形県川西町にある「川西町フレンドリープラザ」。遅筆堂文庫でも知られるこの場所で、2023年9月17日、本を愛する人々が集う「一箱古本市 in 川西」が開催されました。私たちサンノー企画印刷のチーム「THE WRAPPING TAILOR(ラッピングテーラー)」も、この温かな物語の一部に加わり、本と人、そして地域をつなぐお手伝いをしてきました。
本を愛する場所で、私たちができること
川西町フレンドリープラザは、作家・井上ひさしさんの蔵書が並ぶ、町内外の人にとって大切な文化の拠点です。そんな場所で開催される「一箱古本市」は、単に中古本を売買する場ではなく、本を介して誰かの思い出や知識が次の誰かへと手渡される、血の通った交流の場でもあります。
私たちサンノー企画印刷は、長井市の本社・工場を拠点に、日々「伝えるための形」を模索しています。今回、この素敵なイベントに「THE WRAPPING TAILOR」として参加したのは、私たちが得意とする「包む(ラッピング)」という行為を通じて、本を手にした瞬間の喜びをより深いものにしたいと考えたからです。
印刷会社だからこそ提案できる、物語の「包み方」
当日は、私たちが大切にしている「包む文化」を、本という文脈に合わせて提案しました。例えば、お気に入りの一冊を見つけた方が、その本を誰かに贈りたくなるようなラッピング。あるいは、自分へのご褒美として、その日の記憶ごと包んで持ち帰るためのペーパーアイテム。
私たちはただ資材を並べるのではなく、「この本にはどんな紙が似合うだろう?」「どんな気持ちでこの本を選んだのですか?」と、来場者の方々と対話しながら進める時間を大切にしました。印刷会社として紙に触れ続けてきた私たちが、その紙が実際に誰かの手に渡り、笑顔に変わる瞬間を目の当たりにできるのは、何にも代えがたい経験です。
地域と、本と、これからのサンノー企画印刷
イベントを通じて感じたのは、川西町という土地が持つ「文化を慈しむ空気感」です。一箱古本市の店主さんたち、トークイベントに集まった熱心な聴講者の方々。そんな熱量のあるコミュニティの中で、私たちのような印刷会社が「表現のパートナー」として何ができるのか。
「THE WRAPPING TAILOR」としての活動は、単なるブランド展開ではありません。それは、私たちが培ってきた印刷技術やデザインの力を、どうすれば地域の暮らしや、個人の小さな幸せに還元できるかを探る挑戦でもあります。本を包む一枚の紙が、その人の一日を少しだけ彩る。そんな地道で等身大な関わり方こそが、サンノー企画印刷らしい歩み方だと再確認しました。
まとめ
「本を通じて、人々が集う場所」
ポスターに書かれたこの言葉通り、川西町で過ごした時間は、私たちにとっても多くの刺激と学びがありました。これからも私たちは、工場の機械を動かすだけでなく、地域の方々と直接言葉を交わし、一緒に考え、形にしていく姿勢を大切にしていきます。次はどんな「物語」を包むお手伝いができるか、今から楽しみです。
関連リンク
川西フレンドリープラザ Instagram https://www.instagram.com/friendlyplaza/
THE WRAPPING TAILOR Instagram https://www.instagram.com/thewrappingtailor/