


2024年5月21日、新緑が眩しい山形県長井市。サンノー企画印刷の交流スペースに、海を越えて素敵なお客様がやってきました。
今回お迎えしたのは、アメリカ・カリフォルニア州のハンティントンビーチからお越しの皆様。「The Hidden Japan」さんと「山形アルカディア観光局」さんのコーディネートにより実現した、インバウンド向けの折り紙ワークショップです。印刷会社の日常の中に、英語の笑い声と「Oh!」という驚きが響き渡った、体温の伝わる一日の様子を綴ります。
地域の誇りを「纏う」。黒獅子柄の巨大な兜
「せっかく長井に来ていただいたのなら、この街のスピリットを持ち帰ってほしい」
そんな想いから、メインアクティビティである「兜(かぶと)」作りには、私たちが展開するブランド『MonMonMon』の黒獅子柄をあしらった特別な紙を用意しました。
講師のラッピングコーディネーター・小関智恵美が取り出したのは、印刷会社ならではのA1サイズという大きな紙。普段はポスターに使われるようなこの紙を、全身を使って折っていきます。出来上がった巨大な兜を頭に乗せると、そこには長井の伝統文化が。単なる体験に留まらない、地域の文脈を「纏う(まとう)」瞬間が生まれました。

言葉を超えた「おもてなし」。中学生たちが繋いだ橋
この日のワークショップをより温かなものにしてくれたのは、サポートに入ってくれた地元の中学生です。
最初は緊張した面持ちで「Hello…」と声をかけていた生徒たちでしたが、折り方に苦戦しているゲストを見つけると、自然と手が動きます。
「Here, fold this way!」
完璧な英語ではなくても、身振り手振りと笑顔があれば、そこには確かなコミュニケーションが生まれます。一生懸命に伝える生徒たちと、それに応えるゲストの皆さん。サンノー企画印刷が大切にしている「人と話し、一緒に形にしていく姿勢」が、世代や国境を超えて、交流スペースという場所に溶け込んでいくようでした。

童心に帰るひととき。ぴょんぴょん跳ねる「紙の魔法」
兜が完成し、最後に残った時間で作ったのは、小さな「カエルの折り紙」でした。
指先で押すとぴょんぴょんと元気に跳ねるカエルたちに、大人も子供も関係なく大はしゃぎ!
「見て!私のが一番飛んだわ!」「Wow, it’s so cute!」
大きな兜で文化を学び、小さなカエルで無邪気に遊ぶ。紙という素材が持つ「折る」「動かす」というシンプルな楽しさが、一気に参加者の心の距離を縮めてくれました。特別な機材がなくても、一枚の紙と少しのアイデアがあれば、こんなにも豊かな時間が作れる。私たちが「THE WRAPPING TAILOR」として伝えていきたい価値を、改めて再確認した一幕でした。
まとめ
紙を折ることは、誰かを想うこと。
今回、ハンティントンビーチの皆様、そして地元の中学生と一緒に過ごして感じたのは、サンノー企画印刷は単に「モノを刷る」場所ではなく、「文化と人を結びつける場所」でありたいということです。
長井の街の柄を使い、手から手へと技術を伝え、最後はみんなで笑い合う。これからも私たちは、仕立て屋(TAILOR)のように一人ひとりの想いに寄り添いながら、地域と世界を繋ぐ「紙の可能性」を形にしていきます。
関連リンク
山形アルカディア観光局 公式サイト https://arcadia-kanko.jp/
The Hidden Japan 公式サイト https://thehiddenjapan.co.jp/
THE WRAPPING TAILOR 公式Instagram https://www.instagram.com/thewrappingtailor/
MonMonMon 公式サイト https://monmonmon.jp/