


2025年秋、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のサステナブルライフスタイルイベント「GOOD LIFE フェア 2025」。私たちサンノー企画印刷は、独自のアップサイクルプロジェクト「WRAPPING TAILOR(ラッピングテーラー)」として参加しました。
このプロジェクトは、印刷の工程でどうしても出てしまう「端材(余り紙)」に、デザインとアイデアという新しい息吹を吹き込み、贈りものを彩る「仕立て屋(テーラー)」として提案する試みです。
なぜ、印刷会社が「仕立て屋」を始めたのか?
印刷会社には、毎日たくさんの美しい紙が届きます。しかし、製品を切り出した後に残る「端材」は、どんなに質が良くても、これまでは廃棄される運命にありました。「この紙たちを、もう一度誰かの笑顔のために役立てられないか?」そんなシンプルな問いが、プロジェクトの原点です。
私たちは、単に「リサイクル」するのではなく、紙の質感や色を活かし、大切な人へのギフトを包む「特別な素材」へと昇華させることを目指しました。捨てられるはずだったものに、新しい価値を「仕立てる」。その想いを込めて、私たちは自らを「ラッピングテーラー」と名付けました。
対話から生まれる、地域とクリエイティブの輪
このプロジェクトは、私たちだけで完結するものではありません。社内や山形県内のデザイナーさんや、環境意識の高い地域の事業者の方々と「紙の可能性」について対話を重ねる中で、少しずつ形になっていきました。
今回の展示会でも、ただ製品を並べるのではなく、ブースに立ち寄ってくださった方々と「どんな風に包んだら嬉しいか」「この紙なら、こんな使い道もありそう」と、その場で会話を楽しみながら進めるスタイルを大切にしました。サンノー企画印刷が担う役割は、単なる「製造」ではなく、人と人、想いと素材をつなぐ「編集」のような立ち位置だと考えています。

ビッグサイトで感じた、心地よい暮らしへの共感
会場となった東京ビッグサイトでは、全国から「自分にとって、そして社会にとって良い暮らし(GOOD LIFE)」を求める方々が集まりました。私たちのブースで「これ、実は印刷の端材なんですよ」とお伝えすると、多くの方が驚き、そして「素敵ですね」と手に取ってくださいました。
私たちが提供したいのは、単なる梱包材ではありません。「環境に配慮している」という満足感と、「贈る相手を想って包む」という豊かな時間そのものです。地域で生まれた資源が、デザインの力で海を越え、都市部の方々の手に渡っていく。その循環の結び目に私たちが立ち、一緒に未来を考える。それこそが、私たちが目指す新しい広報の形です。
まとめ
今回の出展を通じて再確認したのは、「一緒に考え、形にしていく」プロセスの楽しさです。印刷会社という枠にとらわれず、地域や環境の課題に対してクリエイティブな解決策を提示し続けること。これからもサンノー企画印刷は、一人ひとりの「贈りたい気持ち」に寄り添い、紙を通じた新しい価値の仕立てを続けていきます。
関連リンク
WRAPPING TAILOR 公式Instagram https://www.instagram.com/wrapping_tailor/
GOOD LIFE フェア 公式サイト https://goodlife-fair.jp/